都立中高一貫校とは
公立中高一貫校の制度は1999年にスタートしたまだ歴史の浅い教育の仕組みです。現在では、公立中高一貫校が全国450校を超えるまでに増加しています。公立中高一貫校は6年間一貫した教育活動のもと、私立に負けない独自の教育システムを組んでおり、大学合格実績も高い傾向にあります。
公立中高一貫校対策
公立中高一貫校は適性検査問題で出題されています。適性検査とは私立中学受験のような教科別の試験ではなく、教科を超えた総合的な問題になっています。例えば、身近な生活の中から環境問題と計算を組み合わせたり、友達同士でゲームをして、どのようにすれば有利なのか計算して求めたりなどが挙げられます。また、多くの学校で作文が課されます。内容は、文章を読んでの要約と自分の考えをまとめる問題です。
適性検査の傾向を徹底研究し、適性検査突破に必要な教科書知識を総点検し、厳選された単元を学習していきます。また単元学習による基礎学力の定着と適性検査対策・作文指導を行います。
単元別反復
学習内容を単元ごとに反復練習します。単元別の学習を何度もくり返し、入試の基本問題で確実に得点する力を身につけます。作文練習も平日に取り組みます。
公立中高一貫校では、教科書レベルの知識が必要となりますが、分野によっては中学高校で学習する内容も先取り学習します。そのため、知識を深めるとともに、高校・大学受験で培ったノウハウを活かし、近年増えてきている国私立中学と併願で公立中高一貫校を受検する生徒に負けない学力を身につけることができます。高校・大学受験を専門に扱っているスタッフだからできる単元学習です。
過去問演習
過去問演習・問題演習を行います。実際の適性検査問題や類似問題を扱いながら、時間の使い方やミスの防ぎ方など実戦力を身につけていきます。また、作文・記述問題に対しては、徹底した添削を行い、表現力・記述力の増加を図っていきます。
短文トレーニング
適性検査で要求される作文や記述問題では、「起承転結」の構成を意識する必要があります。ことばの意味を調べて、語彙力を増やすとともに、「意見・経験・まとめと今後」といったものをそれぞれ短文で作成する練習をしていきます。
ワークシートを活用して、「自分の経験が書かれているか」「自分の意見がしっかり書かれているか」「相手の説に反対し、自分の論の正当性を明確にしているか」という観点で作文指導を行います。