夏期講習小学生の方針
小学生
夏期講習においては、長い夏休みにおいて、「一つのことを継続する」ということから、学習習慣の定着を主眼とします。将来的に高校受験を見据えた勉強会として、中学生の使用している問題等も適切に織り交ぜながら、学習の重要性を訴求してまいりたいと思っております。
国語 言語能力の開発を重視(読書感想文、記述の徹底化)
現代文は、近現代と近現代以前の作品に分かれます。近現代においては、他国との交流の翻訳から影響された作品が、本質となり、近現代以前は、日本伝統がエッセンスとなった作品となっていると、大まかには大別されます。通常授業においては、教科書を大切にしながら、今回の夏期講習では、近現代の作品(森鴎外、志賀直哉等)から漢語と外来語を勉強することにより、生徒に作品を鑑賞する俯瞰的な目を養成することを主眼とします。(記述を徹底します)
算数 概念を深く理解することと計算力の重視
勉強の仕方には、パラシュート的思考(難問を解いて、後から基礎に戻る方法)と、積み重ね型勉強法(一つ一つ問題を解いて、難問に向かっていく方法)があります。今回の夏期講習においては、両方の方法論を生徒に伝達し、勉強法をいくつも持つことにより、問題を通して一番大事な、本質的なことを抽出する能力を養成することを主眼とします。
算数においては、学校の勉強の演習を行いつつ、適切に附設中学入試の問題を授業に盛り込み、図表や文章から数値化する能力を伝えながら、頭の中で物事を柔らかく考える思考力を養成することを、当塾としては大切に考えたいと思います。