数学対策

数学の対策

WPM(1分間当たりの項目読解数)数学

WPMとは、1分間に読む項目の数のことで、words per minuteの略です。
各学校のWPM

日比谷高校:約160

西高校:約155

国立高校:約150

共通入試:約120

時間の割り当て

都立高校入試の1教科の時間:50分

①計算問題・作図問題:10分

②関数の問題:10分→読解時間5分

③平面図形の問題:10分→読解時間5分

④立体図形の問題:15分→読解時間7.5分

見直し:5分

問題への解答、証明を含め、実際に文章を読解できる時間は17.5分程度となります。

CPM(1分間当たりの項目読解数)数学

CPMとは、1分間に読解する構造の数のことで、constructions per minuteの略です。
入試に出る文章は、その構造がいくつかの層から構成されています。

人間の学習構造の深層心理モデルに基づく

第1層:正負の数、絶対値、加法、減法、乗法、除法 多項式、同類項等

第2層:逆数、累乗、分配法則、文字式、代入、式の値 乗法公式、因数分解、等

第3層:項、係数、方程式、比例、割合、関数、変域、座標、連立、速さ、濃度、等

第4層:動点、移動、弧と弦、垂線、二等分線、接線、計量 傾き、切片、グラフ、等

第5層:柱、錘、球、度数、平均、代表値、近似値、回転体、内角、外角、等

第6層:合同、相似、証明、定理、図形、平行線、等積変形、確率、樹形図、

第7層:平方根、有理数、無理数、有理化、解の公式、変化の割合、中点連結定理、面積比、三平方の定理 等

第8層:確率について(高等数学)

各学校のCPM

日比谷高校:第5層

西高校:第4層

国立高校:第4層

共通入試:第3層
自校作成校に出題される数学問題は、下記の形式が一般的です。

②関数の問題

③平面図形の問題

④立体図形の問題

①計算問題

計算問題のCPM

日比谷高校:第5層

西高校:第4層

国立高校:第4層

共通入試:第3層

②関数の問題

関数問題のCPM

日比谷高校:第7層

西高校:第6層

国立高校:第6層

共通入試:第4層

③平面図形の問題

平面図形のCPM

日比谷高校:第6層

西高校:第6層

国立高校:第6層

共通入試:第5層

④立体図形の問題

立体図形のCPM

日比谷高校:第7層

西高校:第6層

国立高校:第7層

共通入試:第5層

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数学
数学・算数は、数学的活動を通して,数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け,
日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え,表現する能力を育てることを目標とします。
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学習内容
具体物を用いた活動を通して,数についての感覚,
量とその測定についての理解,図形についての理解,
数量やその関係を言葉,数,式,図などに表したり読み取ったりすることができるようにする。

「数と式」,「図形」,「関数」及び「資料の活用」のより具体的な学習や
それらを相互に関連付けた学習において,既習の数学を基にして,
数や図形の性質などを見いだし,発展させる、数学的な表現を用いて,根拠を明らかにし筋道立てて説明する。

解き方の手頂を組み立てられるようになるまで、反復します
数学の成績を上げるためには、「頭を使う」訓練を繰り返すことが重要です。
「頭を使う」とは、解き方の手順を考えるということです。
そのためには、解答を覚え、それを繰り返し定着させることが必要です。
頭の中で解き方の手順を考えられるようになるために、特に厳選された問題を、徹底的に反復学習します。
全ての問題を紙に書いて解き、完全に理解できているかを確認しながら解きます。
それ以降の反復では、間違った問題や理解が不確かな問題を繰り返して解き直し、全ての問題を解けるようにします。
答えまでたどり着けるようになるまで繰り返します。
解き方の手順が組み立てられない場合は、解答解説を見て手順を確認します。
これを繰り返せば、解法のパターンが完全に定着し、瞬時に解き方の手順が頭に浮かぶようになります。
見たこともない問題に直面しても、幾つもの解き方の手順が頭に浮かび、
その中で最適なものを選ぶことができるようになります。

入試を意識し、入試問題レベルのステップアップを目指します
中2内容は都立高校入試では最もウェイトの高い内容となっており、
中2のメインは連立方程式、一次関数、場合の数・確率です。
連立方程式では、高校進学後にも通用する方程式の本質を学びます。
一次関数は連立方程式の理解を元にして高校数学の高次の関数、
三角関数の理解に必須な重要単元であり、すべての関数の根底となります。
連立方程式、一次関数、証明の単元は入試問題レベルへのステップアップできるまでこなします。
中3内容へスムーズに移行するために、徹底的にこの時期に数式分野にこだわります。

高校進学後を見据えた指導をします
中3になるとさらに複雑になり、展開、因数分解、平方根、二次方程式、
二次関数、三平方の定理といった「高校内容に直結」する単元に直面します。
平方根を学習することによって実数の内、有理数以外の無理数の概念を学び、
一気に取り扱い可能な数の領域が広がります。
また二次方程式の学習によって高校数学で重要となる部分を定着させます。
毎時間の計算数式テスト・教科書チェックを入念に行い、
入試前には配点の半分近くを占める都立高校入試大問1番(数式計算)チェックを行って
高校での学習を見越した学習強化を図ります。
また、単に高校入試を突破して終わりとは考えず、その後の順調な学力伸長を視野に入れ、
余裕を持って入試に臨むように万全の準備を整えます。