私たちは英語・数学・国語・理科・社会の5教科を大切にしています。指導科目においては、1教科から選択可能となっております。豊富なコース設定をご用意させていただきました。
当塾においては、中学1年生から5教科の科目を指導可能にしている学習塾です。
その理由を下記に記させていただきます。第1志望校合格するためには、現状の入試制度の5教科の点数化に対し、塾側が5教科に対する対応を考えることが大切だと考えております。
中学1年生から中学3年生の5教科を盤石にすることは、入試得点においても内申点においても非常に有利になることは間違いありません。そしてもう一つ、伝えさせていただきたいことは、都立高校入試、都立推薦入試、私立高校入試においても、記述問題は非常に重要視されていることです。「記述問題が得意」になることは、入試においての最大なる基本であると当塾は考えております。
5教科入試校は、自校都立高校と共通入試校と国立、私立高校となります。下記に記させていただきます。
英数国理社5教科を細分化すると、合計18項目になります。具体的には下記になります。第一志望校合格(自校入試校)の生徒の点数のデータを分析すると、下記の18項目に対し、まんべんなく隅々まで知識化されています。
調査書点も同様に、評価の対象が1~5の5段階評定だけでなく、各教科ごとに「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「知識・技能」の3項目が設定され、それぞれA、B、Cの3段階に分かれています。合計で15項目になります。
当塾では、5教科並びに記述問題に対し、オリジナル教材や資料を駆使しながら、生徒たちの能力向上に励みたいと思っております。
最高水準クラス 国立高校
標準応用クラス 武蔵野北高校
標準基礎クラス 小金井北高校 昭和高校 小平高校
クラスは習熟度別のレベル編成です。各生徒の理解度が偏らないように、授業を効果的に進めることが目的です。
志望校によって分かれ、また得意・不得意の違いによっても指導方法を変えていきます。得意教科の進展や苦手教科克服のためにクラス変更を柔軟に対応しています。
クラス分けは、随時行っています。
受験のプロ講師
Vサポートの講師は、全員が専任講師です。すべての講師がもっている特徴は、受験情報が豊富にあること、受験指導技術があることです。
特に自校作成問題出題校対策では、暗記だけでは対処できない真の実力を身につけるための内容の濃い授業を展開します。
学校の成績を重視したテスト対策指導では、生徒とのなにげない会話であっても、そこから生徒の状態をすばやく察知して現状の行き詰まっているところを見抜き、適切な指導を行い、点数を上げることに結びつけられる受験指導技術を重視します。
英語の指導方針
内申点の5を取り、なおかつ入試問題において100点を目指す。
入試問題の英語と、学校の教科書においての内申点5をとることというように、二つの勉強法を考えています。
二つの勉強においては、長文解釈、英文法、単語、アクセント、というように細分化された各項目をよく理解、考察しながら第一志望校合格を目標とします。
英語の長文問題においては、国立入試問題、自校問題、共通問題、公立入試問題といったレベル別、もしくは分野別、テーマ別(環境、少子高齢化、部活、日常生活等)のように、入試のレベルもしくはカテゴリー別に考えた長文解釈問題を最も大切に考えます。
中学1年生から中学2年生までの最高水準クラスにおいては、3年間の英文法を2年間で完成し、2年生後半期からは長文問題の導入を図ります。
3年生においては「類義語・同義語との書き換え問題」並びに「分詞」や「不定詞」「動名詞」、そして「比較」「関係代名詞」という高校受験においてつまずきやすいレベルの問題を特化します。
教科書で内申点5を目指す標準クラスにおいては、ケアレスミスの撲滅もしくはリスニングの特化を行い、内申点10アップを目指し、来るべき入試において余裕あるベーシックな基本能力を植え付けます。
中学1年生から3年生において大切にさせていただくことは、多読指導です。
多読指導とは「辞書をすぐに使わない」、「わからない部分は線を引く」、「自分にとって楽しい問題を選ぶ」という三つの原則のもと、自分自身のレベルに合わせて 実力を養成し、最高水準クラスにおいては速読と精訳、英語を読み、速さ、正確さを両方鍛える指導を行います。
英語を一番の得点源にすることを私たちは目指します。
大切にしていること what is important
中学1年生時に最初に大切にさせていただくことは、アクセントです。
まずアクセントをきっちりしっかり生徒に埋め込み英語を形にさせていただきます。
アクセントから長文解釈までどのようにすればスムーズに養成できるか、そのことを意識しながら効率的な授業を進めます。
長文解釈においては、全国の国公立、私立高校入試問題の中から、生徒たちが最も力を養成できる問題をセレクトします。特に英語得点の要になる長文読解を数多くの種類こなす指導は最も有効な手段だと考えています。
アクセント、長文会社句に並んで、情報のアップデートを重視します。
情報のアップデートとは、21世紀においての各大学入試問題並びに高校入試問題から出題されている最もトレンディな問題(科学技術の問題や環境問題)を授業に取り入れることです。
単なる英文法や単語勉強にとらわれることなく、様々な問題を通して異文化理解もしくは自分自身のプレゼンテーション能力等のように、説明能力もしくは聞いて解釈する力の養成に全力を尽くします。
数学の指導方針
内申点の5を取り、なおかつ入試問題において100点を目指す。
高校受験の数学において、私たちは三つの分類分けをしております。
①計算
②関数
③図形です。
それではこの三つのカテゴリーを完全なる得点源にするにはどうするのか。そのためには色々な工夫が必要なっております。
一つ目として、電子パネル等を使い、数学の学習にバラエティを取り入れ、自ら体感していく授業を実践していきます。
それと同時に、計算のきまりなど数学の基本的なルールを生徒が取りこぼすことなく、しっかりと身につけることができるよう、徹底的な反復練習を行います。
細かいノートチェックやノート指導を行い、文章問題において、ものを考える力を鍛えることを、私たちは非常に大切にします。
数学においては答えが正しいこともさることながら、私たちが最も重要視し、しっかりとチェックするところは、途中式の重要性です。
数学というのは思考方法を学ぶ教科だと私たちは捉えています。
どのようにすれば合格レベルの答えに導かれるかということにおいて、もし生徒がその問題がわからず、諦めの境地になった時、その工程の重要性を訴え粘り強い解き方を生徒たちに指導していきます。
問題に直面した時、その問題においてどのような方法論でもってその答えを導いていくか、このことが私たちにとって最も数学の訴求されるものだと考えています。
現実の自校入試問題、難関校入試問題もしくは共通入試問題においては、文章問題において必ず途中式を書く欄があります。
この途中式を書く等において生徒たちが粘り強い考え方のメソッドがその答案ににじみ出た時、私たちは合格という一つの答えを導かれると思っております。
難関入試問題においても、一つひとつの課題を分析した結果は基本的事項の融合であり、なおかつ積み重ねで出来ています。
必ず一つずつを分解していけば自分の知っている知識に帰着することは、私たちは各入試問題を見て確信しております。
世の中の様々な問題において難解なことも、その言葉がとても抽象的で難しいものとして捉えられるならば、必ず具体化をし、複数の事象が重なっているならば、それを分けていきます。
そしてその分けていく中で、一つひとつが自分自身の知識となります。
そして、油断せず、ケアレスミスをしないで、一つひとつ積み上げていけば、必ずそれは正当な答えになると私たちは考えています。
今の不確定で答えの見えない社会だからこそ、この数学的思考で考える、細かく分けて解決の糸口を見つける方法論は、社会に必要とされていると言われています。
問題解決能力、もしくは自分自身の人生においてのものの考え方のベーシックになると考えております。
数学はまさしく非常に重要な思考過程だと私たちは捉え、V サポートグロウスでは力を入れ、念入りに丁寧に指導していきます。
大切にしていること what is important
Vサポートグロウスでは、数学的思考力を育てることに重点を置いています。
数学的思考力とは、数学をどのように表現するのか、もしくはどのようにしたらその表現されたものを数学的に読解できるのか、ということであり、問題解決能力が伸びるということ同じです。
この数学的思考力は、これからの21世紀において非常に大切な問題解決能力になると私たちは思っています。
問題解決能力を養成することによって、一番大切である、表現すること、そして表現したものを鑑賞し議論すること、このような能力を養成し、有機的に考える習慣をはぐくむことを一番大切に考えています。
内申点を5取ることと、入試問題で点数を取るという目標の中から、最終的には自分の数学的思考論理力を伸ばすことを大切にします。
国語の指導方針
内申点の5を取り、なおかつ入試問題において100点を目指す。
言葉を通して考える力の基本を作る。
私たちはどのような時でも言葉を使って物を考え行動します。
入試問題を通して、長文問題の物語文、小説文そして自校作成校、共通入試問題ともに出題される哲学文、一見同じように思えるこの問題もいくつかの種類に分かれます。
このカテゴリー内に国文法、文学史、漢字、そして古典があり、単なる長文の問題以外にもいくつかの細やかな問題も出題されます。
私たちはこのいくつかの分かれた細やかな科目に対し、読解力を高め、私たちの生活全般の質の向上に繋がることを重要視します。
私たちが最も大切にしていることである、自分で考える力というものを重要視した授業を徹底した結果、点数は後からついてくるということを生徒たちに伝え、基盤とするものをしっかりすることによって、最終的な目標である国語を入試においての得点源とし、100点もしくは内申点5を獲得することができると私たちは考えています。
私たちの目的は、まず国語力の基盤である語彙力を徹底的に固め、各科目に応用可能なものにすることを大事に考えています。
この入試点数獲得と、内申点を取るために大切にすることは、読解における有機的な繋がりです。
有機的な繋がりとは、一方的な知識の伝達でなく、点としての知識というものをどのようにして線を結び、そして関連付けるかということを、生徒たちに経験をさせることです。
常識にとらわれることなく、筆者の考えていることが何かを丹念に読み、そして把握した後どうなすべきかというと、自分自身の答えに対し今度は逆に反論することで、自分の答えと全く違う立場言葉を想定させることによって、生徒たちに多角的に考えることを植え付けます。
さらに自分自身の答えを答案に書く時に、どのようにしたら分かりやすく伝えられるかということも大事に考えます。
このことによって的確に伝える能力や、自分と異なる意見を理解する能力は、後に行われる都立推薦入試問題もしくは私立入試問題においての小論文、ならびに推薦入試のディベートにおいても役立つことは間違いありません。
国語の答案作成に必須なのが豊富な語彙力であることは間違いありません。
豊富な語彙力を持ち、自分自身のことだけでなく、相手自身のことを理解する手順を持っていること、中学1年生からこの練習することは、後における入試問題の記述問題、推薦入試の小論文能力の修練となることでしょう。
一流の名文と共にある豊富な語彙力は、繰り返し習得させることによって最終的な自分の表現を通し国公立入試問題、私立高校入試問題もしくは定期テストにおいて100点を取るという基盤になることは間違いありません。
大切にしていること what is important
内申点獲得において欠かせない漢字・語彙力・論理力・文学史等の基礎的養成を重視します。
グローバル化する現代において必要なのは、まず「母語の基盤をしっかり築くこと」や、「母語を正確に操る能力を高めること」が大切です。
一流の評論文や名文や古典文学の入試問題を解くことによって、様々な価値観に触れ、自分以外の考えや意見を生徒たちに気付かせ、柔軟な思考性の醸成を施す事に尽くします。
社会の指導方針
内申点の5を取り、なおかつ入試問題において100点を目指す。
社会においては三つの科目に分かれます。
①地理
②歴史
③公民です。
そしてこの三つの科目が融合的に行われます。すなわち地理を勉強すれば歴史に繋がり、歴史を勉強すれば国といったものが分かり、国と言ったものが政治となるというように、非常に有機的に繋がっています。
私達 V サポートグロウスにおいて学んで欲しいのは、この三つの科目が有機的に繋がっていることです。そしてこの有機的につながっている地理的分野、歴史的分野、公民的分野が非常に社会との関わりが濃いことは間違いありません。
この実世界との関わりを意識した授業を施しながら古代から現代に至るまで、もう一度改めて日本の歴史から促え直すことに全力を尽くします。
中学1年生2年生においては、この地理・歴史・公民が繋がっていることの理解を促すことに全力を尽くします。歴史的現象や地理関係が非常に重層的につながる事を勉強する事によって、生徒たちは改めて自分たちが住むこの社会を正確に理解することの喜びを感じることは間違いありません。
例えば、「豊臣秀吉が朝鮮を攻めた理由」は、従来唱えられている説としては「家来に与える土地が必要だった」などが代表的な例ですが、もう一歩引いて世界史的な視点から見てみると、「当時スペインが明を攻めていた」という事実が分かります。当時の強国であったスペインは、明に続き日本にも侵略の手を伸ばす可能性がありました。明の冊封体制に入っていた朝鮮を攻め、軍事力を誇示することで、スペインが日本の侵略を思いとどまったとする説もあります。しかし日本の歴史を一面から学んだとしたら、秀吉がなぜ朝鮮を攻めたのかといった時に、単なる朝鮮出兵というようなキーワード覚えることが往々にしてあります。
その中で地理的条件や歴史的背景をもう一度学び通すことにより、なぜ秀吉が出兵したのかということに対し因果を学ぶことによってはじめて、社会の学問的志向性を植え付けることができると私たちは感じております。
地理・歴史・公民というものを横断的に学び、物事の起こった結果などの因果関係がどのようになっているかを伝えることによって、国公立入試問題並びに公立高校入試問題そして各定期テストにおいての一点差、さらには大きな点差が開く油断できない科目になると私たちは考えております。
重要事項を反復する自主学習を通して、確実な定着を経て発展的学習まで促し、地理・歴史・公民が有機的につながって連鎖的に発展していること、そしてこれが実社会に繋がっていることを理解し、都立推薦入試または都立高校入試問題においての記号問題並びに記述問題の得点が出来ることを、私たちは確信しております。
理科の指導方針
内申点の5を取り、なおかつ入試問題において100点を目指す。
高校受験においての理科の入試問題、または内申点を取るためにどうなすべきかということに対し、私たちが最も大事にしていることは、理科を好きになるということです。
理科においては、規則性や多様性もしくは身の回りにあるいろいろな真理というものに対して気づきをすることが、大きく理科の点数にも影響を及ぼすこととなり、理科を好きになるということに繋がると私たちは考えています。
理科の知識の蓄積は、数学においてのものの考え方、言わば細分化して分析して検証するという態度に繋がり、数学的能力のベーシックである理科においての好奇心は、後においての科学的な思考性もしくは表現力というものに磨きをかけるものと思います。
近年の理科入試問題において、非常に配点率の高い問題は記述問題です。
記述においても、計算問題が規則性を理解する基となり、真理が導かれることが多々あります。
理科は、地学・物理・化学・生物の四つの分野に分かれています。
この四つの分野は、やはり社会と同じく有機的に繋がっています。生物を勉強するためにはその生物の体内の勉強、すなわち化学が必要であり、生物が生命体としてふるまうことを理解するには物理が必要であり、そして物理は命が生きる土台である地球、地学の知識にたどり着きます。
単なる暗記科目としては四つの科目を勉強することを小学校の時に覚えたと思いますが、実はこの有機的に繋がる知識を使うことによって、国立入試、都立高校入試に必要な好奇心が湧き上がることを、私たちは確信しています。
実験を行う際、生徒は教科書通りの結果が出ることが一番良いと考えがちです。しかしガリレオ・ガリレイにせよ、コペルニクスにせよ、「教科書に書いてあることが正解」だとは思わなかったのではないかと考えれば、過去の偉人についての想像力が磨かれます。
懐疑的に思考することは、有機的につながる思考のベーシック、基本ではないか、このベーシックをさらにつなげていくことによって、論理的な思考に磨きをかけ、そして問題を解決する方法を見つけ出し、課題発見能力に繋がっていくと確信しております。
「なぜこの実験はこの予想となり、そしてこの結果となったのか」という答えだけを覚えるのに対して、なぜなのかということをもう一度改めて思考する型を作ることは、生徒たちにおいての都立入試問題の100点または内申点による得点源に繋がるベーシックであると私たちは考えます。
中学1年生、2年生においては、自然科学への興味を引き出すことに全力を尽くし、入試問題において単に問題を解くことでなく、「引き出されている情報や文字、必要なデータがなぜこの問題で出題されたか」、「この問題を通して何を伝えたいのか」ということを生徒たちに伝えることを行います。
理科教育の目標は、人類が今日共有する課題にいち早く気づき、そして理科教育によって植え付けられた技術によって科学的な思考性というものが、この課題の解決に貢献できる力を養成することです。
このことは結果的に内申点5、もしくは入試問題の100点になることを確信しています。
V サポートグロウスで理科を習った生徒たちは、「改めてものの考え方というものが大事だね」ということを口々に言います。
理科に対する好奇心を養成する事によって、この理科に関連する学外活動に対して挑戦する生徒が増えることを私たちは願っております。
①高校の入試方法には「一般入試」と「推薦入試」の2つがあります。
②推薦入試日程は1月下旬
一般入試日程は2月下旬となっています。
③毎年多数の方が都立推薦入試を受験し、競争率は非常に高くなっています。
④選抜方法は、提出された推薦書・調査書・入学願書および面接の結果により決定します。
推薦入試を受験することを決定した生徒に対して、
・推薦入試作文・小論文対策
・面接対策
を行います。
自校作成専門コース
自校作成合格者のノウハウを結集して面接対策、小論文対策を徹底します。
自校作成校入試に特化した指導を行います。
①集団討論指導
②面接指導
③小論文指導
以下に自校作成校の例として、国分寺高校の概要を紹介します。
都立国分寺高校
<特色>
①進学指導特別推進校
②進学重視型の単位制普通科高校
③難関大学に多数合格者
④大学現役進学率77,6%
◇選抜実施方法(27年度)
・推薦 推薦枠・・・20%
・特別推薦・・・なし
(選抜実施方法) 調査書点400点満点(評定を80/9倍にして換算)+集団討論・個人面接200点満点
+小論文200点満点=800点満点で選考
・一般 入試科目・・・国社数理英(国数英はグループ作成)
学力検査(国数英1,5倍で5科650点満点にしたものを、700点満点に換算)+調査書(300点満点に換算:5科×5+4科×5×1.3)=1000点満点で選考
開校以来、ユニークで先進的な教育を実施していることで人気を集めている進学校です。
進学指導重視型単位制高校、進学指導特別推進校として、教員公募制、土曜授業、2年次以降の「基礎」「演習」「発展」に分かれた大幅な選択科目、英数国の主要全教科での少人数での習熟度別授業、早朝、放課後、夏休みなどの長期休業中での補習・講習の充実がされています。
学芸大、東京農工大などと提携していて、大学の授業を受講すると高校の単位として認められます。また、中央大や首都大東京と提携したプログラムで、推薦による入学にも積極的です。国際交流が盛んで、オーストラリアの高校と相互ホームステイがおこなわれています。
9月の「木もれ陽祭」では、合唱祭、文化祭、体育祭、後夜祭が一気に行われます。
部活動では、サッカー部が強豪として有名で、Jリーガーも輩出した名門です。
集団討論
集団討論とは
5~6人がグループとなり、学校側から出されるお題について答えを導くために話い合いを行います。時間は30分程度です。
お題については学校生活に関わるものが多く、合唱会・体育祭・修学旅行などの行事に関わることや校内美化や校則についてなどもあります。また優先席やゴミ問題、温暖化などの社会問題がテーマになるケースもあります。
最初に1~2分の時間をとり、自分の考えをまとめる時間をとっています。そのため、考えをまとめる、という練習も積んでおく必要があります。
終了時間も突然「はい、終了です」となるケースが多く時間管理も大切なスキルになります。さらにこれらの結果を面接時に聞かれることもありますので、しっかりと考えをもって臨むようにしましょう。
集団討論の3つのポイント
コミュニケーション能力(≒空気を読む力)複数人とのコミュニケーションで見えてくる能力を見られます。
・協調性/社会性(仲間と上手にコミュニケーションできるか)
・積極性/リーダーシップ(意見を主張し、議論をひっぱっていけるか)
・貢献度(課題解決に対してどれだけ貢献できるか)
・バランス感覚/傾聴力(議論をまとめられるか、他人の意見に耳を傾けられるか)
といったものが見られます。
集団討論では、面接では評価しづらい姿もチェックされます。協調性やリーダーシップは、実際に集団に入って討論という形でコミュニケーションを行う際に、実際にどう振る舞えるか、というところで見られます。
与えられたテーマに対する知識や会話の論理性といった、個人の能力も当然チェックされています。
「話し合うこと」を目標に
何のための集団討論なのかを理解しておく必要があります。テーマも、「~したらよいか?」「~すべきか?」というものがほとんどであり、「~思うか?」というテーマは少ないのがこれまでの傾向。
集団討論の目標とは、与えられたテーマについて話し合うことなので、各自が好きなことを話したり、自分の意見をただ述べるだけではいけません。
集団討論においては、テーマについて、ある程度の結論が出ている状態にすることが重要です。
つまり、集団討論で意識しておくべきことは、「集団討論は同じグループの人との協同作業」だということ。他の参加者は敵ではなく仲間。実際、推薦入試に合格した多くの受験生は「グループの人と仲良くなった」と異口同音に述べています。
討論成功のために必要な8つのポイント
成功させるために必要なポイントとして、以下のものが討論メンバー全員で共有できているのが理想です。
討議の5W1Hが明確である
メンバーと討議の狙いと討議すべき内容・テーマを共有化している
進行役が明確で、議論が堂々めぐりに陥らないで、きちんと論議が進行している
全員が他人事にせず、議論に主体的に関わり、各々の役割を分担している
少数意見にも耳を傾け、きちんと議論を尽くす
抽象論、一般論に走らず、具体的な事柄について議論が積み重ねられている
合意事項が確認されている
当該討議の場の位置づけが明確で、次へのつながりがきちんと見据えられている
都立推薦入試の面接
国分寺高校では、個人面接が原則となっています。一人当たり10分程度です。
入退室や質疑応答、面接官からのコメントの時間を考えるとアピールする時間は、あまり多くはありません。そのような短い時間の中でいかに自分のことを上手く伝えられるかが面接の勝負になります。
回答に対して「なぜ?どうして?」と次いで質問されることも多くなります。丸暗記のエピソードでは、太刀打ちできませんので、しっかりと自分の言葉で話せられるようにしておきましょう。
面接で聞かれる質問例
面接では大体3~5の質問をします。回答例を丸暗記しておくのは、お勧めしませんが、質問を想定した準備はしておきたいもの。
以下の質問例に対して、エピソードを交えて具体的に話すことができれば、まず問題ないでしょう。また、集団討論の感想について問われることもあります。備えておきましょう。
高校生活について「本校の志望理由」「高校へ入学後にやりたいこと」など他
中学校生活について「中学時代の思い出」「クラブ活動について」など他
勉強について「家庭学習や塾について」「得意科目と不得意科目について」など他
生活「自己PR」「時事問題・一般常識」など他
質問の中で、さらに質問をされることもありますし、「1分間で話してください」と自己PRの時間をとられるケースもあります。どちらのパターンにも対応できるように、丸暗記ではなく、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
入室から退室まで気をつけること
入室~着席まで
入室時のノックは3~4回。また、礼をする機会はたくさんあります。まずは、自分の番が呼ばれたときです。ドアをノックした後、返事があってからドアを開け、「失礼します」と声を掛け、入室します。その後、「一礼」してからドアを閉め、イスの横まで行きます。すぐには座らず、「どうぞ」などと座る指示があるまで待つのが良いでしょう。指示があれば、「失礼します」と再度「一礼」し着席しましょう。
面接中(応答)
応答の中身もさることながら、「ことば遣い」「態度」には十分の注意を払う必要があります。まず、ことば遣いですが、「敬語」は当然のこと。友達と話す時と同じ感覚でいいはずがありません。「~です」「~ます」を意識しましょう。
面接官からの質問に答えが詰まりそうな時は、素直に言いましょう。一番やってはいけないのは「黙り込んでしまう」こと。考えている途中なのか、聞き取れなかったのか、面接官は困ってしまいます。
ことば遣いだけ丁寧でも、それに態度が伴っていないといけません。ピシっと背筋は伸ばし、目線は話をしている人に向けましょう。ニヤニヤでもヘラヘラでもなく、ニコニコと笑顔で。自信を持って臨みましょう。
退席
試験官が「以上です」「結構です」など、終了を告げたら、「ありがとうございました。」と言ってから立ち上がりましょう。イスから離れる際と、ドアの前に着いてから一礼をし、静かに退室しましょう。一礼は必ず試験管に向いて行います。
退室後すぐに騒ぎ出すのも言語道断です。学校を出るまで、家に帰るまでは「見られている」という認識を持っておきましょう。
小論文
作文・小論文は、50分程度の試験時間を設けています。字数は大体500~600字の課題です。
出題傾向のテーマ
都立入試の作文・小論文でよく出題されるテーマをご紹介します。
中学校生活(これまで)
中学校生活に何をしたか、その経験から何を学んだか、というお題があります。
「中学生活で一番頑張ったことは?」「中学校で努力したこと、また高校で努力したいことは?」など他
高校生活(これから)
高校のこと、入学後、卒業後のことなど高校生活について問われるお題も多くあります。
「本校の教育目標を踏まえ、どのような高校生活を送りたいと考えているか?」「将来の目標と、それの実現を踏まえて高校生活で大切にしたいものとは?」など他
社会・時事問題
こちらも多く出題されています。ニュースをチェックし自分の考えを整理しておくといいでしょう。
「日本の食料自給率について資料を見て考えを述べなさい」「情報機器が広がる現代、人とのコミュニケーションで大切にしていることとは?」など他
言葉・ことわざ
言葉について、考えさせられるお題もあります。
「“我慢する”とは、どういうことか?」「“灯台下暗し”について、体験を基に説明せよ」など他
作文・小論文を正しく書くための知識と技術
作文・小論文の流れを知る
次のような順番で書きあげるのが大切です。
1. 主題を設定する
2. 材料を集める
3. 構想を練る
4. 記述
5. 確認・修正
6. 清書する
正しい文章を書く
ポイントはいくつかあります。 「“主語”“述語”をはっきりさせる」「適切な“接続詞”を使う」「“修飾語”と“被修飾語”との関係を見直す」「文体を統一する」など。 基本的なルールを知っておくだけで随分変わります。
豊かな表現を心掛ける
例えば、「反復」「擬人法」「倒置法」「比喩」などが代表的な手法です。一つひとつを正しく使うことによって、文章の幅を広げることができます。
また文を引き締めるためには、「一文を短くする」「言葉の重複を避ける(二重表現)」なども知っておかねばなりません。