2012年 学芸大附属高校入試問題 地理
右の写真は「みなみすなまち」駅の出入り口の写真です。
この駅の出入り口は、道路から階段を10段上ったところから地下に向かって階段を下るように作られています。
なぜでしょうか。
2019年度の東大地理の入試問題に、下記のようなユニークな問題が出題されました。(一部改題)
319 | 298 | 254 | 233 | 99 | 38 |
247 | 202 | 198 | 153 | 18 | 178 |
98 | 123 | 42 | 13 | 144 | 255 |
28 | 15 | 6 | 18 | 163 | 232 |
5 | 2 | 6 | 32 | 176 | 243 |
0 | 1 | 3 | 29 | 155 | 221 |
上記のメッシュマップにおいて、下記の言葉を使用して、どのような地域分布があるのか、3行以内で述べなさい。
「海面」「沖積低地」「台地」「山地」「比較的大きな河川」
今回は、学芸大附属高校学の入試問題と、東京大学入試問題のユニークな問題を掲載させていただきました。
両方の問題において、最も問われていることは、日本の国土においての特徴を記述する問題です。縦長に長いこの日本という国は山と海と平野で混成されています。
漠然と「山と海と平野」だけをとらえるのではなく、「解像度を高くすること」を大切にしながら、鋭い角度から学芸大附属高校並びに東京大学は出題しています。
映像においても、「画素の高さ」が人気があるように、入試問題においてもどれだけ生徒が問題文に対し、「画素を高くして解像度を高められるか」ということを、期待した解答を作題者は求めています。
東京大学並びに学芸大附属高校の入試問題は、都立高校入試問題に影響を及ぼします。
近年みられる学芸大附属高校と日比谷高校の入学者の取り合いは、結局のところ「解像度が高い生徒の取り合い」と言えるでしょう。
当塾としても、ただ指導するのではなく、先ほど申し上げたこの「解像度」というものに対し、指導する中心として考えております。