入試問題の試験に狙われるところとして、一つの単語の品詞の違いが出題されます。
今日は、そのうちの一つ、whenについて、お話させていただきます。
①副詞(Adverb): 時間を表す副詞として使われます。
例: “When will you be visiting Japan?”(いつ日本を訪れますか?)
②接続詞(Conjunction): 条件節や時間節を導く接続詞としても使用されます。
例: “You should wear a hat when it’s sunny.”(晴れている時は帽子を被るべきです。)
③疑問詞(Interrogative Pronoun): 疑問文で時間を尋ねる際に使われる疑問詞としても使用されます。
例: “When does the concert start?”(コンサートはいつ始まりますか?)
「when」は、様々な文脈でいくつかの品詞として使用されます。まず、副詞としての使用について説明します。副詞の「when」は、時間を表す副詞として機能します。例えば、「When did you arrive?」という文では、「いつ到着しましたか?」という意味になります。この場合、「when」は到着した時間に関する質問をするために使用されています。
次に、接続詞としての「when」について説明します。接続詞の「when」は、条件節や時間節を導く接続詞として機能します。例えば、「I will call you when I get home.」という文では、「家に着いたら電話します。」という意味になります。ここでは、「when」が条件節を導いており、その条件が満たされた時に行動が起こることを示しています。
また、「when」は疑問詞としても使用されます。疑問詞の「when」は、時間に関する質問をするために使用されます。例えば、「When is the meeting?」という文では、「会議はいつですか?」という意味になります。この場合、「when」は会議の開催日時を尋ねるために使用されています。
さらに、「when」は他の文法機能と組み合わせて様々な表現を作ることもあります。例えば、条件文での使用では、「when」が条件節の副詞節として機能し、主節で結果や反応を示します。例えば、「When it rains, I stay indoors.」という文では、「雨が降るとき、私は室内にいます。」という意味になります。この場合、「when」は条件節を導き、雨が降る状況で主節の行動が起こることを示しています。
さらに、「when」は時間を示す名詞としても使用されます。例えば、「I miss the days when we were together.」という文では、「一緒にいた日々が恋しい。」という意味になります。この場合の「when」は、過去の一緒に過ごした日々を指しています。
以上のように、「when」はさまざまな文脈で様々な品詞として使用され、その使い方によって意味が異なります。副詞としての時間を表す用法、接続詞としての条件節や時間節を導く用法、疑問詞としての時間に関する質問の用法、さらに条件文や時間を示す名詞としての用法などがあります。文脈に応じて正確に意味を把握するためには、文全体の構造や文法的な役割を考慮する必要があります。
受験生にとっては、「when」は疑問詞として使用することが多いですが、実はそれ以外の多くの用法があります。
そして試験に狙われるところは、疑問詞でなく副詞や接続詞のところを狙われます。
物事は、一面だけ見るのではなく、必ず多面体であることを認識して、問題を解くことが大切になります。