なぜ彼は定期テストで480点を取り、第一志望校に合格したのか
入塾してから定期テストの5教科合計点数が300点と平均点ぐらいの生徒が480点までにアップし、あきらめていた第一志望校に合格した生徒。彼は、塾でどのような勉強、対策をして、定期テストに点数アップと第一志望校への合格を勝ち取ったのでしょうか。
②最初のテストに向けて
入塾してから1ケ月後には後期中間テストが控えており、塾に慣れる暇もなくテストに向けた対策を行いました。
しかし、彼にとっては初めての塾でもあり、また部活動もしていたので、部活動との両立や生活リズムに合わせるのが大変そうでした。そして、真面目な性格なので、塾に入ったからには成績を残さなければと、活き込んでもいました。
このままでは、気持ちだけが空回りしてしまう思いました。そこで、まず、コミュニケーション、個人面談を通して、彼の情報の収集から入りました。
勉強のことはもちろん、部活動や学校生活、関心のある事、将来の夢などを聞いいきました。
すると、彼がなぜ中学1年生から塾に入ったのか、それは国分寺高校への進学を考えていたからです。国分寺高校は旧9学区ではトップの高校であり、入試問題は自校作成問題になっています。合格するためには、英語・数学・国語の対策が重要になります。
前期期末テストでは数学の点数が極端に下がってしまい、早いうちに対策をしたかったということです。彼自身、この後期中間テストでは、数学の点数アップと苦手意識の克服が第一の目標となりました。
彼自身もはっきりとやりたいことを伝えたことで、落ち着きを取り戻し、集中して後期中間テストへと気持ちを向けられるようになりました。
後期中間テストの目標達成のために、数学の分析・対策から始まりました。