大学受験
高校部の指導では、入試対策、定期テスト対策、教科書の徹底理解を重視します。現状のセンター試験・併願大の過去問も十分に問題演習を重ねます。各学校の教科書・進度に合わせた文法事項、語彙の演習を通じて、教科書内容を完全にマスターし、教科書に準拠した問題によって演習を行います。推薦入試については、綿密な面談の上、AO入試対策、面接・小論文対策を各生徒ごとに細かく対策します。
入試対策について
現在の大学入試は、「一般入試」「推薦入試」(「AO入試」)に分けられます。入試の中心は学力試験を主とした「一般入試」です。一方,「推薦入試」「AO入試」は面接や、提出書類なども重要視され、その選抜方法は「一般入試」と大きく異なります。
①一般入試
国公立大学入試の仕組み
公立大学の一般入試は、「センター試験」と、2月下旬から大学別に実施される「2次試験(個別学力検査)」の成績をもとに合否を判定します。2次試験への出願は、センター試験が終わった1週間後から2月の上旬にかけて行います。センター試験の結果を踏まえたうえで、出願することが可能です。2次試験は「前期日程」「後期日程」の2つの日程に募集人員を振り分けて選抜する「分離•分割方式」という制度で実施されます。受験生は「前期日程」と「後期日程」にそれぞれ1校ずつ出願できます。同じ大学•学部•学科を2回受験することも可能ですし,異なる大学を受験することもできます。また、一部公立大学では「中期日程」を設定する大学もあります。これらをあわせると国公立大学は最大3校の受験が可能となります。
私立大学入試の仕組み
私立大学の一般入試は国公立大学と違い、各大学が自由に入試日程、選抜方法を設定しています。このため、試験日が重ならなければ何校でも受験できます。また一般入試は、各大学が個別に試験を実施する「一般方式」とセンター試験の成績を利用する「センター試験利用方式」に分かれています。
選抜方法•日程は大学により異なる
私立大学の一般方式は,主にセンター試験が終わった1月下旬〜2月中旬に行われます。入試科目は大学によりさまざまですが,文系学部は「英語,国語,地歴,公民または数学」から3教科,理系学部は「英語,数学,理科」の3教科を課すパターンが一般的です。また、大学•学部の特性に応じ,入試科目や配点に特徴がある入試方式を実施しているところも多く、これらを組み合わせて1つの学部•学科で2つ以上の入試方式をもつ大学も少なくありません。
②推薦入試(AO入試)
推薦入試・AO入試は一般入試に次ぐ規模の選抜方法で、全体の9割以上の大学が実施しています。推薦入試の定義は「出身学校長の推薦に基づき、原則学力検査を免除し、調査書を主な資料として判定する入試」となっています。
私立大学の推薦入試は入学者比率が40%を占めており、一般入試と並ぶ入試の大きな柱といえます。選抜方法は、小論文や適正検査、面接、基礎学力試験、調査書等の書類審査をさまざまに組み合わせて選考されています。
推薦入試では学業成績が大切
推薦入試においての公募制推薦においては、基礎学力が非常に大切になります。たとえ推薦入試を受験する場合でも、Vサポートでは最新の情報を生徒に伝達することや、定期テスト対策の充実することによって、一般入試と同等の合格への実力を養成します。
③大学受験小論文について
志望する学部で学ぶ学問への興昧•関心や理解、一定の知識や考え方があるのかどうかを問われます。また、記述の論理構成や用語の使い方などからは、基礎学力も見られます。大学•学部によって、問題タイプはさまざまで、国公立大では専門分野の課題文が英語の長文で課されたりするケースもあります。志望校の問題は必ずチェックしましょう。
小論文で出される問題のテ一マは、学科に関連するテ一マや社会トビックスが多いです。学科関連テ一マは、大学での学びに直結するテ一マについて、受験生の理解度や考え方、適性などが問われます。社会トピックスは、社会的に関心の高い話題をテ一マにするものです。現代社会の課題に対する問題意識や、批判力、感性が問われます。Vサポートでは、生徒との面談の上、それぞれの志望校に合わせた小論文対策を行います。