2月21日(水) 新中学3年生の方へ 東京大学において、2027年より入試変革が行われます。

下記の6点をお伝えさせていただきます。

①高校受験入試は、大学受験入試の変革に大きな影響を及ぼされます。

②東京大学は、国際競争力を高めるために、2027年秋に新しい5年制の教育課程「カレッジ・オブ・デザイン」を開始する予定です。このプログラムは、文系と理系が融合した形式で、学部4年間と大学院修士1年間の計5年間で構成されています。

③この教育課程の目的は、気候変動、医療、教育など、多岐にわたる分野で地球規模の課題を解決できる人材を育成することです。学生は自分の関心のあるテーマを選び、それに関連するさまざまな分野を学びます。

④毎年約100人が入学する予定で、その半数は海外からの留学生を想定しています。授業は全て英語で行われ、1年間の留学や企業でのインターンシップなど、学外での学びも含まれることが検討されています。

⑤この新しい課程は秋に入学生を募集する予定で、従来の入試とは異なる選抜方法が検討されています。入試の詳細については、2024年度中に公表する予定です。

⑥さらに、東京大学は今後25年間で、学生の中で外国人の割合を学部で30%、大学院で40%以上に増やすことを目指しています。