“Oh, yes, it’s a fine blanket,” Peter said and went into the house. He wasn’t the kind to cry, and he was too old for that. He came back with the harmonica and handed it to Granddad.
上記の2行目のhe was too old for that.という文章の書き換え問題です。
当然のように、訳さなければなりません。
解答は、he was too old for thatは、Peter was old enough so he would not cry.に書き換えられます。
問題は、thatをどのように訳すかです。ここが、筑駒です。
thatは、代名詞、形容詞、関係代名詞、接続詞という具合に、4つの品詞に分かれます。
その前の文章のHe wasn’t the kind to cryにどのようにかかわって来るのか?解答者が頭をひねるところです。
he was too old for thatの文の中に、「どこにも否定文がないにもかかわらず、否定文を思い起こすことができ、または、too~to構文という暗記文に頼らないこと」筑駒の作題者はそのあたりを入念に思考しながら仕掛けづくりをしてきます。
解答者は、あらゆる武器に頼らないで、素直に一文一文を精読しながら、文章の構成を育んでいくことが大切なのです。