入試問題の英語において、「どのような話題」を切り口にして、設問を作題者が作っているのか?
塾側としては、とても関心のあることです。
最近の、自校問題を見ていると、ノーベル賞受賞した研究内容の作品がとても多くなっています。
ちなみに2022年のノーベル物理学賞はアラン・アスペ、アントン・ツァリンガー、ノーベル化学賞はキャロライン・ベルトッツィ、モーテン・メルダルでした。
技術立国として、理数系教育を促している日本の大学・高校側の入試作題者は、物理学賞と化学賞の作品は、当然のように関心があることでしょう。
2021年度開成高校入試問題の英語は The Slowing Down of Timeが出題されました。
問われていることは、「床に置かれた時計は、テーブルの上の時計よりも、進むのが少し遅い」、という物理学の内容です。
時間の観念が、場所によって違うことを空間のゆがみを通して、説明している英文です。
ユークリッド幾何学の世界とリーマン幾何学の世界観を設問することによって、中学生諸君に物事に対して、日々「なぜ?」と問うことの大切さを訴えています。
今日はこんな感じで