都立高校推薦入試日が、１月２６日(木)、２７日(金)にやってきます。

今日は、国分寺高校に出題された
御子柴善之先生の「自分で考える勇気　カント哲学入門」
の“道徳と自由”について、生徒に指導させていただきました。

生徒の方も、小論文に慣れてきたようです。

「先生、自由というのは、簡単そうに見えて、奥が深いですね。」
と生徒から伝えられました。
おそらくカントの「純粋理性批判」の話に対して、考えるところがあったのでしょう。

カントは、人間の理性の欲するものとして「最高に善い生き方をせよ」
と言っています。

１５歳という思春期において、カントの作品に向き合うことは、いろいろな今後の人生のヒントを与えてくれるでしょう。
「自由を手にできるということの崇高さ」に対しての命題を考えることによって、生徒たちは現実の世界に少したじろぎながら、キラキラした目で論文を書き上げていました。

嬉しいものです。