【多摩科学技術高校の教育目標】
多摩科学技術高校は「未来の科学者、技術者」の育成を志向し、「科学技術への好奇心と探究心、創造力」「進路実現に必要な学力」「柔軟な発想力と論理的な課題解決力」「社会人としての責任感と豊かな人間性」「自らの可能性に気づかせ、未来を開く志」を教育目標としています。
【学校概要】
2010年に開校し、2018年度には進学指導推進校に指定されました。
【学校の生徒数】
男子479名、女子159名の生徒が在籍しています。
【指導特徴】
①理系大学進学を目指す学生に対応したカリキュラムを提供しており、多数の実験・実習、先端技術を取り入れたオリジナル教材により、学ぶ意欲を刺激します。
②土曜授業により、理系の国公立大学進学に必要なカリキュラムを実現しています。「情報I」は1年次の工業情報数理で学びます。
③2年次からはバイオテクノロジー、エコテクノロジー、インフォメーションテクノロジー、ナノテクノロジーの先端4領域に分かれ、研究活動を開始します。少人数制による細やかな指導を行います。
④2年間の研究活動を通じて探究心、課題解決力を育成し、「卒業研究」によりプレゼンテーション能力も養います。
⑤東京農工大学との高大連携が実現しています。
【進路特徴】
①最先端の企業、研究施設、大学から教育支援を受ける「科学技術アドバイザー」制度を導入しています。最新技術に関する講義や研究施設の見学などで現場の教育を行います。
②キャリア教育、模試、講習を通じて進路実現をサポートします。
【海外研修】
2年次に7日間のシンガポール研修を希望者限定で実施しています。
【部活動】
科学に関連した部活動が多く、活発な活動を行っています。科学研究部は国内外の数多くの大会に参加し、成果を上げています。
【学校施設】
大学レベルの実験・実習機器を完備しており、サイエンスホールや大・小講義室も整っています。
【卒業生の進路】
卒業生数は210名で、そのうち147名が四年制大学に進学、1名が短期大学に進学、4名が専修・各種学校に進学、58名が進学準備やその他の進路を選びました。合格者数は国公立大学42名(理系37名、文系3名、芸術等その他2名)、私立大学315名(理系270名、文系37名、芸術等その他8名)です。
【指定校推薦リスト】
都立大学、早稲田大学、東京理科大学、学習院大学、中央大学、法政大学、日本大学、東海大学、芝浦工業大学、東京電機大学などに推薦枠が設けられています。