都立東久留米総合高校

都立東久留米総合高校東久留米総合高校【東久留米総合高校の教育目標】

東久留米総合高校は、総合学科の高校です。

総合学科高校とその特徴

総合学科高校は、1994年に導入され、従来の普通科高校や専門学科高校とは異なる教育体制を採る「第三の学科」です。

以下に、総合学科高校の主な特性を3つ挙げます。

(1)普通科の基礎に立ちつつも、専門学科高校や大学で扱われる多様な選択科目から、生徒が自身の進路や興味・関心に合わせて科目を自由に選べる環境が整っています。これにより、生徒が主体的に学びを進めることを重視しています。

(2)生徒が自身の未来のキャリア選択を具体的に考える学習を重視しています。多くの生徒が上級学校に進学しますが、それは単に高等教育を受けるためだけではなく、キャリア科目で描いた自身の将来像を実現する手段として進学先を選択します。従って、大学への合格はその進路実現の「出発点」であると捉えられます。

(3)総合学科特有の「産業社会と人間」(1年次)、「課題研究」(3年次)といったキャリア科目、さらに東京都独自の科目「人間と社会」(2年次)を組み合わせることで、3年間を通じた系統的なキャリア教育体系が実現されます。これにより、自己分析や職業適性の確認を行いながら、具体的な進路を具体化する学習が可能となります。

 

【学科】

総合学科

【学校概要】
2007年に開校し、定時制も設けられています。

【学校の生徒数】
男子307人、女子313人

【指導特徴】
①国語、数学、英語の科目では、生徒の理解度に応じた少人数制授業を展開しています。土曜日の授業は年に17回行われ、3年間で最大30単位の選択科目を設定しており、進路希望や興味・関心に応じて自由に選ぶことができます。
②2年次には、「国際・人文社会」、「自然科学探求」、「スポーツ」、「看護・保育」、「芸術・表現」の5つの系列から選択科目を選び、総合学科の専門性を活用した授業が充実しています。
③「25歳の自分創り」を目指し、3年間を通じたキャリア教育の体系化を推進しています。 ④国際交流リーディング校として、海外の姉妹校との交流や語学研修を積極的に行い、国際理解教育に取り組んでいます。
⑤男子サッカー部が全国大会に、箏曲部が全国高校総合文化祭に出場しています。
⑥制服があります。

【卒業生の進路】
大学―121名 短大一11名 専門学校一36名 就職-3名 その他-36名 学習院大,明治大,青山学院大,立教大,中央大,法政大,他。

【指定校推薦リスト】
東洋大,大東文化大,亜細亜大,帝京大,成蹊大,獨協大,他。

 

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